苫田ダムを視察しました。今は種〃の検査やら、機器の調整やらが行われています。
堤の下流には岡山県企業局の発電所があります。エレベーターで、堤体の中を6拾数
メートル下の最下部に下りる。そこには湖の底の冷水の温度が伝わって、まさにヒンヤ
リ、湿気の多い冷たい空気です。漏水のデータが取られていました。 7.21
携帯電話の圏外地域をなくすために、総務省は対策に乗り出すことを、14日明らかにしま
した。私は、その必要性から、たびたび県当局に早急な対策を求めてきましたが、なかな
か進展しませんでした。このたびの参議院選挙で先生方が全国を飛び回って不便を実感
されてのことでしょう。
これまで、全国の山間地域から対策を求めていました。地域の声が、いかに中央に届きに
くいか、過疎地のことがいかになおざりにされるか、そして、先生方がいかに身勝手か、改
めて実感する思いです。
一票の重みで、先生方は中央の人が大多数になる。地方の先生も実態は、中央に生活す
る。どうしたら、国土の均衡ある発展を行政、政治が行うことが出来るか、今後の大きな課
題です。
県議会でも、県南都市部に議員が集中するという同様の方向をたどっています。市町村合
併で、これに、より拍車がかかります。
精一杯、山間地域の声を県会に届けたい、こうした変化に地域の声を反映させたいと思い
ます。 7.17
中四国農政局と懇談し、松本局長から今日の取り組みを聞きました。
WTO・FTAの実情から岡山県の特徴など幅広いものでした。以前、国との懇談で、自由化の
前に農家が競争力を持つ方策を、との私見をこのページに書きました。
今日の話では、これまでは全生産者を対象とした支援をしていたが、これからは、プロの、(
というのは専業ということでしょう。)農業経営を集中支援するということを前面に打ち立てたと
いいます。これが国の方策かと捕らえました。
中山間地の不利益を集落営農での対応など、大変ですが、国際の自由化の方向の中では、
日本農業のが競争力をつけることが、急務です。 5.25
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先日、デンマーク、オランダ、ロンドンを訪ねました。 岡山県で本年度光量子化学研究所を立ち上げる 計画ですが、その元となっているデンマークのニー ルスボア研究所を調査したものです。 何故、岡山県か、何故公共か,目的はなにか,如何 に成功させていくか等。の勉強のためです。社会 が求める研究の結果は、そんなに一朝一石に出る ものではありませんが、重要な分野であります。 仁科博士をはじめ、日本の科学者の知らないもの は無い研究所です。地道な研究に名誉を求める 人々ではありませんが、今後、岡山県の永続が無く ては責任が果たせないことは、はっきりしています。 そのために、県内の大学、企業と仲の良い環境作 りが大切と痛切に感じました。 04、3、24 |
歴代の研究者たちが、並んでいる。 ノーベル賞受賞者も多い。 |
風力発電輸出が世界一のデンマ ーク。コペンハーゲン市庁舎。 |
少しの原子力と風力。天然ガスは 輸出に。次世代エネルギーにと、 太陽光発電集落をモデルにしたア ルゼンチン。 |
サッチャー時代に廃止した県の制度を、 復活したイギリス国会。 |
県立図書館が完成間近になりました。 2百数十万冊の大容量図書館です。県民皆さんに活用い ただきたいと思いますが、県北のほうからは、遠いことは どうしようもありません。 しかし、県内市町村全図書館と連携がとられますので、い ろんなご活用をいただきたいと思います。 蔵書も大切ですが、読まれて擦り切れ、補修される本が 光ります。 3月 |
日本貿易振興会香港所長から、実情を聞いた。 今、中国は何でもありの投資国だろうとのこと。さらに 今香港では回転すしだとか、残留農薬のない安全な 野菜だとかで日本食ブームがあるとのことだった。 特に、日本の中高年層が挑戦の意欲をなくしている のではないかと。保守の気持ちを挑戦に変えてほしい と語っておられた。 2.4 |
今日、ある会合で、町村長OBの方々とお会いしました。皆さんお元気そうで嬉しいことでし
た。それに、同じ苦労というか、町づくりに切磋琢磨して汗をかいた仲だけに、一瞬で意気
投合してしまいます。新年の早々に、頑張れといわれ、勇気と同時に、叱声を頂いたようで、
身が引き締まる思いでした。 1.17
日本の畜産酪農が無策で迎えた輸入自由化によって、敗退していっているように、日本農
農林省幹部職員との懇談会を開いた。
時代の日本農業、16年度予算などについて、議論を交わしま
した。
転作がこれまでの、稲作が出来ない面積の考え方だったもの
を、今後は、稲作が出来る範囲を示す考え方に変えること。
農地の集約をより一層進めること。作物の集団化を進めること。
農村の維持などから、水利の管理などの方針説明がありまし
た。気になりましたことは、通常時ならそれもいいでしょう。しか
し、昨年のAPECで小泉首相が農産物の国際競争を語ったよう
に、日本農業は存亡の危機といっていいと思います。
業が国際競争を迎えるには、相応の準備戦略が要るはずであります。
外国産農産物と日本産物の差は、何といっても価格差です。 どうするか、もっともっと真剣
な国の戦略、日本農業の準備が要る。そんな話しが全く出ない。いらいらすることだ。1.21
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